加藤清正虎退治透 鐔 無銘 鉄元堂派 特別保存刀装具
画題の加藤清正虎退治は朝鮮の役において、虎退治にまつわる物語で最も有名な物語です。
鉄地を高肉彫地透かしの技法にて造られたこの鐔は、非常に立体的であり蛇の目紋
烏帽子兜姿の清正と振り返りながら清正を睨み付ける虎が目に飛び込んでくるように
見えます。 象嵌色絵と金覆輪耳が非常に豪華で、大型の鐔をより一層惹き立てて
おります。 加藤清正は桃山〜江戸初期に活躍した武将で、肥後熊本藩の初代藩主です。
鉄元堂は岡本尚茂(正楽)の別名・屋号で、長常・光興と並んで京都の三名工と
言われています。 治国を初代としますが、養子の尚茂から有名になりました。
江戸中期 京都金工 岡本(鉄元堂)一派の作
縦 8.57cm 横 8.09cm
無銘 鉄元堂派 (日刀保 特別保存鑑定書)
価格 \350,000-(消費税+送料 含む)桐箱入り